占いの話

三日に一度ほどですが、タロットをひくことがあります。
カードの絵が気に入ったとかいう理由で、高校生あたりから始めました。

たまーにですが人に頼まれてカードを引くこともあるんですが、
自分の時とは全くちがう内容が出るもんだなあと興味深く感じてたりもする。
これは自分だとこう、この人ならこう、と解読をする際にフィルターがかかってはいないか、
あんまり「これは違う！」という結果をひかないので、自分の納得いく受け取り方に
メタモルフォーゼさせてないかが気になるところです。
よほど気をつけて謙虚を心がけていないと、こういうのを仕事にするの難しいのだろうなぁ。

で、ケルト十字展開法（タロットの中では多分ポピュラーな手法）でやってみました。

1.現在の状態＠実力を弁えず高望み。今のやり方のままでは成功の見込みなし。
2.解決の糸口＠根性で全力投球。強い信念と努力。実行に移した計画は成功。
3.どういう風にしたいか＠目的がはっきりしない。信念がぐらつく。
4.自分でも気付いてない方向性＠意欲不足。実力不足。
5.これまでの経過＠計画倒れ。投げやり。
6.どう変化していくか予想＠身が入らない。机に向かっても長続きしない。
7.今置かれている立場＠繰り返し同じ勉強をすると成果が上がる。
8.取り囲んでいる環境と与える影響＠怠け癖。
9.問題を解決できるかの有無＠勉強が辛く感じる時期。能率が酷く落ちる。
10.どのような結果になるか＠物事に対して前向きになれない。

ね？タロットって面白いでしょう。

・・・といわれましても、と思うこと請け合いですが
実際自分で実力不足を思って一人がっかりすることが多々あるんですねー。
それって今以上の力を発揮したいという、ただの高望みでもある。
今ある力をどうにか使って活用しよう！という方向へは、なかなかいかないもん。
前向きになれない、という結果は妥当だと思います。いやほんと。及び腰ですね。

・・・いやいやいや、どうにかするための占いであるぞ！
そこで2枚目のキーカードが登場するわけです。ここには解決の糸口が隠されています。

カードで言うと「力」の正位置。
確固たる自信はいかなるものにも打ち勝つ！というカードです。
「根性で全力投球するとき」、「結果を考えずまずやってみること」（！）
要するにうだうだ言ってないでやれっていうアドバイスです。
占いなのに思わぬ根性論。難関を乗り越えるチャンスよ！とストロングスが言っています。

いやー、でもさあ・・やるけど、もっと練りたいんだよね
すぐ形にしようとするとやっつけになってしまいそうで心配なのよね・・・。ぶつぶつ。
おーっと相談者※私がぐずり始めたー！

なんて時に登場するのが二者択一展開法。

直球で「待つ（逸らず慎重に）」「すぐ（躊躇わずいく）」の二択にしました。
1.「節制」（逆）＠現状が足踏み状態である

待つ＠学力を無視した高望み（さっきと同じカード）
待った結果＠プランの一新を。心機一転。努力は報われる。

すぐ＠ユニークな勉強法。意外な成功。積極性が必要。（たしかにない）
すぐの結果＠独創性を生かせる。知識欲。応用力がつく。

さっきのケルト十字のほうだと、これは待つ方向の結果が予想されていたようです。
この二択、もしかして選択肢自体が間違ってたかもしれない。
すぐ（＝投げやり）も、待つ（＝計画倒れ？）でもいけない。
二つの結果はそれぞれどちらも欲しい。両方求めていることだからなあ。
今のやり方では見込みがないとされるし、プランを一新する必要はありそうだけど
根性で全力投球すること！結果は悪くないぞ！と励ましをうけたわけだ！

友達のカードはあんなに内容が入り組んでいるというのに、
私の引くカードの明瞭さったらないですね。若干の悲しみを覚えます。